Archive for 7月, 2011

「BoxCycle.com」


2011
07.22

日本では、ほとんどの場合ダンボールはリサイクルに出され、トイレットペーパーや新聞紙として生まれ変わりますが、そのまま再利用する「リユース」は殆ど行われていないといってもいいでしょう。「BoxCycle.com」はリユースするサイトであり、アメリカにとっても新しい取り組みだと言えるかと思います。

最近では、資源の無駄遣いをなくそうということで、簡易包装などの取り組みが行われていますが、まだまだ十分とは言い切れません。そして、丈夫なダンボールが使われなくなるということも、考えられないでしょう。

リサイクルするには、新しく作るよりもコストが高くかかってしまうという難点があります。そうすると、コストパフォーマンスの面から考えても企業はリサイクル品ではなく新品を作るようになります。またリサイクルに出されます。お金がかかるので利用されることがありません。結局、紙の消費量は減らないのが現状です。

日本でも「リユース」することの大切さを、もっとアピールしていく必要なのではないでしょうか。日本に「BoxCycle.com」のようなサイトが立ち上げられ、活用されるようになれば、本当の意味でのエコが始まるように思えます。

まずは引っ越しの梱包から考えていくべきではないかと、私は感じています。

アメリカ、ダンボール事情


2011
07.03

世界一の紙消費国であるアメリカでは、大量に出る中古ダンボールの売買が行われるようになりました。サンフランシスコでマッチングシステムのベンチャー企業が立ち上がられたのです。

大量に出る箱の処分に困っていたアメリカ人たちは、このシステムに敏感に反応しました。捨てるのはエコの精神から外れてしまいますし、リサイクルにはお金がかかる。処理に困っていたアメリカ人達は、不要な箱を必要としている人に売買することを考え出したわけです。売りたい人は、箱の大きさや強度、売値などを登録し、欲しい人は自分の欲しいサイズのダンボール箱を購入するというわけです。

なかなか、ちょうどいい大きさの箱が見つからないという時に、このシステムは大いに役に立っているようです。

このシステムを始めたのは、サンフランシスコのベンチャー企業BoxCycle。専門の売買サイトは「BoxCycle.com」といい、1箱0.75ドルから8ドル(約67円?720円)で、新品を購入するよりもリーズナブルです。

米国の調査機関・RISIによると、2006年時点で世界最大の紙消費国はアメリカ。年間一人当たり300キロ以上の紙を消費している計算となります。一方、日本は年間一人当たりの紙消費量が247kgで世界第7位。アメリカと同様、多くの紙を消費している国のひとつと言えるでしょう。