Archive for 8月, 2011

ダンボールを作る工程


2011
08.23

まず中芯となる原紙をギザギザのついた2本のロールの間に通し、波型をに成形された、用紙を作り出します。これをダンボール原紙といいます。裏レイナと呼ばれる原紙に貼りあわせ、片面ダンボールを作ります。表ライナと貼り合せ180度の熱で乾燥させます。

1枚、1枚折り目をつけて決まった形に切断し、ダンボールシートを作ります。1分間に最高で400mのスピードでダンボールシートが出来上がります。

ダンボールシートに会社名や模様を印刷し、縦の切り込みを入れます。折り目に沿って折りたたみ、箱状になるようにのり付けします。
この段階で、用途によって折りたたみ方が違ったり、型抜きがされたりします。例えば、ビールの箱には側面がありません。そういった形をこの段階で成形していくのです。

所定の枚数に揃え、束ねて紐を掛けます。出来上がりです。

各、注文メーカーに発送されていきます。

工場では切り落とされた素材の切れ端などのクズは、リサイクルするために製紙工場に送っています。無駄にしないのですね。会社によっては、全行程ではなく中芯を購入して作成する工場もあります。中芯だけでも発注に合わせて制作されますので、中芯を購入する工場は波型を作るローラーがなくても操業できるというわけです。

日本のダンボール使用量


2011
08.03

いったい、日本人はどのくらいの量のダンボールを消費しているのでしょうか。実は1年間に消費される量は、1人150箱という結果が出ています。

最も使用量の多い業界は、加工食品業界で全体の41.2%を占め、その他の食品業界を含めると、訳55%が食品業界が占めていることになります。結構、多いように思える引っ越しでの使用量は、通販、宅配便を含めても3%と意外なほど少なく、雑貨などの包装よりも少ない割合になります。

そういわれてみれば、スーパーの裏口付近に山と積まれた使用済みの箱が置かれていますね。リユースされることもなく、ほとんどがリサイクルごみとして処分されているのが現状のようです。買った物を入れて持ち帰ることが出来るようにしてくれているスーパーもありますが、利用している人を見ることは殆どありません。

また、購入者以外に使用済みの箱を分けてくれるスーパーは少なく、リユースの精神からは外れていると言えるでしょう。ごみとして出されるのですから、必要としている人に販売という形でもかまわないので、使ってもらうことが大事なのではないでしょうか。
ただ、捨ててしまうだけではなくひと箱10円でも20円でもいいので、中古箱の販売をし、使いまわしてもらうことが出来れば、日本も環境に優しくなったと言えるのではないかと思います。