規格サイズ

2011
09.05

ダンボール箱のサイズは全くもって決まりはありませんので、決まったサイズによる規格というのはなく、作る人が決めたサイズしかありません。
例えばホームセンターに売っているものに、記号が振ってあって、A-1サイズとか○○サイズとかいった商品名になっていたとすると、まるでそのように全国的に決められた規格のサイズがあるように思われますが、それはそのホームセンターさんが決めたサイズで製造工場に作らせて販売しているだけのサイズであり、そのお店の中での規格でしかないのです。

宅配サイズなんていうのも、この規格サイズと同様、決まりがありそうなニュアンスですが、3辺の長さを固定してそのサイズのものが数種類、規格として存在するという意味ではありません。

ですのでお店によって、決められたそれぞれのサイズという意味になります。

必ず、この大きさでなければダメということであれば、ダンボールの製造会社に注文することになります。おそらく、1ロットあたりの数量が決まっていると思われますので、1枚だけ必要とか言った場合には、1番近いサイズのものをホームセンターンなどで購入する方が賢いと思われます。

ただし、中には1枚から製造してくれる会社もあるようですので、インターネットで検索してみるといいでしょう。

ダンボールを作る工程

2011
08.23

まず中芯となる原紙をギザギザのついた2本のロールの間に通し、波型をに成形された、用紙を作り出します。これをダンボール原紙といいます。裏レイナと呼ばれる原紙に貼りあわせ、片面ダンボールを作ります。表ライナと貼り合せ180度の熱で乾燥させます。

1枚、1枚折り目をつけて決まった形に切断し、ダンボールシートを作ります。1分間に最高で400mのスピードでダンボールシートが出来上がります。

ダンボールシートに会社名や模様を印刷し、縦の切り込みを入れます。折り目に沿って折りたたみ、箱状になるようにのり付けします。
この段階で、用途によって折りたたみ方が違ったり、型抜きがされたりします。例えば、ビールの箱には側面がありません。そういった形をこの段階で成形していくのです。

所定の枚数に揃え、束ねて紐を掛けます。出来上がりです。

各、注文メーカーに発送されていきます。

工場では切り落とされた素材の切れ端などのクズは、リサイクルするために製紙工場に送っています。無駄にしないのですね。会社によっては、全行程ではなく中芯を購入して作成する工場もあります。中芯だけでも発注に合わせて制作されますので、中芯を購入する工場は波型を作るローラーがなくても操業できるというわけです。

日本のダンボール使用量

2011
08.03

いったい、日本人はどのくらいの量のダンボールを消費しているのでしょうか。実は1年間に消費される量は、1人150箱という結果が出ています。

最も使用量の多い業界は、加工食品業界で全体の41.2%を占め、その他の食品業界を含めると、訳55%が食品業界が占めていることになります。結構、多いように思える引っ越しでの使用量は、通販、宅配便を含めても3%と意外なほど少なく、雑貨などの包装よりも少ない割合になります。

そういわれてみれば、スーパーの裏口付近に山と積まれた使用済みの箱が置かれていますね。リユースされることもなく、ほとんどがリサイクルごみとして処分されているのが現状のようです。買った物を入れて持ち帰ることが出来るようにしてくれているスーパーもありますが、利用している人を見ることは殆どありません。

また、購入者以外に使用済みの箱を分けてくれるスーパーは少なく、リユースの精神からは外れていると言えるでしょう。ごみとして出されるのですから、必要としている人に販売という形でもかまわないので、使ってもらうことが大事なのではないでしょうか。
ただ、捨ててしまうだけではなくひと箱10円でも20円でもいいので、中古箱の販売をし、使いまわしてもらうことが出来れば、日本も環境に優しくなったと言えるのではないかと思います。

「BoxCycle.com」

2011
07.22

日本では、ほとんどの場合ダンボールはリサイクルに出され、トイレットペーパーや新聞紙として生まれ変わりますが、そのまま再利用する「リユース」は殆ど行われていないといってもいいでしょう。「BoxCycle.com」はリユースするサイトであり、アメリカにとっても新しい取り組みだと言えるかと思います。

最近では、資源の無駄遣いをなくそうということで、簡易包装などの取り組みが行われていますが、まだまだ十分とは言い切れません。そして、丈夫なダンボールが使われなくなるということも、考えられないでしょう。

リサイクルするには、新しく作るよりもコストが高くかかってしまうという難点があります。そうすると、コストパフォーマンスの面から考えても企業はリサイクル品ではなく新品を作るようになります。またリサイクルに出されます。お金がかかるので利用されることがありません。結局、紙の消費量は減らないのが現状です。

日本でも「リユース」することの大切さを、もっとアピールしていく必要なのではないでしょうか。日本に「BoxCycle.com」のようなサイトが立ち上げられ、活用されるようになれば、本当の意味でのエコが始まるように思えます。

まずは引っ越しの梱包から考えていくべきではないかと、私は感じています。

アメリカ、ダンボール事情

2011
07.03

世界一の紙消費国であるアメリカでは、大量に出る中古ダンボールの売買が行われるようになりました。サンフランシスコでマッチングシステムのベンチャー企業が立ち上がられたのです。

大量に出る箱の処分に困っていたアメリカ人たちは、このシステムに敏感に反応しました。捨てるのはエコの精神から外れてしまいますし、リサイクルにはお金がかかる。処理に困っていたアメリカ人達は、不要な箱を必要としている人に売買することを考え出したわけです。売りたい人は、箱の大きさや強度、売値などを登録し、欲しい人は自分の欲しいサイズのダンボール箱を購入するというわけです。

なかなか、ちょうどいい大きさの箱が見つからないという時に、このシステムは大いに役に立っているようです。

このシステムを始めたのは、サンフランシスコのベンチャー企業BoxCycle。専門の売買サイトは「BoxCycle.com」といい、1箱0.75ドルから8ドル(約67円?720円)で、新品を購入するよりもリーズナブルです。

米国の調査機関・RISIによると、2006年時点で世界最大の紙消費国はアメリカ。年間一人当たり300キロ以上の紙を消費している計算となります。一方、日本は年間一人当たりの紙消費量が247kgで世界第7位。アメリカと同様、多くの紙を消費している国のひとつと言えるでしょう。